乃木希典
福田 和也
旅順で数万の兵を死なせた「愚将」か、自らの存在すべてをもって帝国陸軍の名誉を支えた「聖人」か?幼年期から殉死までをつぶさに追い、乃木希典の知られざる実像に迫る傑作評伝。日露戦争開戦100年後に書かれた本書は、従来の乃木像をくつがえすとともに、「徳」を見失った現代日本への警告ともなっている。
誕生 | (1960-10-09) 1960年10月9日(60歳) 日本、東京都北 |
職業 | 評論家、学者 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 慶應義塾大学 |
デビュー作 | 『奇妙な廃墟――フランスにおける反近代主義の系譜とコラボラトゥール』 |