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日本古典にみる性と愛

中村真一郎

記紀の世界から江戸の歌舞伎まで、日本の性愛史が鮮やかに浮かび上がるー愛の古典文学論。
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中村真一郎

中村 真一郎(なかむら しんいちろう、1918年(大正7年)3月5日 - 1997年(平成9年)12月25日)は、日本の小説家・文芸評論家・詩人。旧字体の「眞一郎」名義での出版もある。 == 生涯 == 東京府東京市日本橋区箱崎町(現・東京都中央区)にて生まれる。幼くして母を失い、幼少期は静岡県森町の母方の祖父母のもとで育った。東京の開成中学校に入学し、終生の文学的盟友であった福永武彦と知り合う。中学時代に父を亡くし、篤志家の援助もあって第一高等学校に進学する。高校時代に加藤周一と知り合う。高校時代のエピソードとして、加藤たちが横光利一を一高に呼んだときに横光を怒らせて、帽子を忘れて帰ったのを中村が届けに行ったという話がある。
誕生1918年3月5日 日本・東京府東京市日本橋区箱崎町(現・東京都中央区)
死没(1997-12-25) 1997年12月25日(79歳没) 日本・静岡
職業小説家・評論家・詩人・脚本家
言語日本語
国籍日本
教育学士(文学)
最終学歴東京帝国大学仏文科
ジャンル小説・文芸評論・詩・ラジオドラマ
文学活動マチネ・ポエティク第一次戦後派
代表作『死の影の下に』(1947年)『頼山陽とその時代』(1971年)『四季』
主な受賞歴毎日出版文化賞(1974年)谷崎潤一郎賞(1978年)日本文学大賞(19
配偶者新田瑛子(死別)佐岐えりぬ