女神記
桐野 夏生
遙か南の島、巫女の家に生まれた姉妹。六歳の誕生日、姉は家族から引き離された。大巫女となり、跡継ぎの娘を産むのだ。やがて姉のもとに食事を届けることが妹の役目に。-ひもじくても、けして食べてはならない。-だが島の男と恋に落ちた妹は、禁忌を破り、聖域に足を踏み入れてしまう。激しい求愛の果て、地下に堕ちた妹が出逢ったのは、愛の怨みに囚われた女神・イザナミだった。性と死の神話を、現代に編み直す。
誕生 | 橋岡 まり子 (1951-10-07) 1951年10月7日(69歳)石 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 成蹊大学法学部 |
活動期間 | 1984年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『顔に降りかかる雨』(1993年)『OUT』(1997年)『柔らかな頬』 |
主な受賞歴 | 江戸川乱歩賞(1993年)日本推理作家協会賞(1998年)直木三十五賞( |
デビュー作 | 『愛のゆくえ』(1984年) |