百年の散歩
多和田 葉子
都市は官能の遊園地、革命の練習舞台、孤独を食べるレストラン、言葉の作業場。世界中から人々が集まるベルリンの街に、経済の運河に流され、さまよい生きる人たちの物語が、かつて戦火に焼かれ国境に分断された土地の記憶が、立ちあがる。「カント通り」「カール・マルクス通り」他、かつて国境に分断され、いまや世界中の人々が行き交うベルリンに実在する10の通りからなる連作長編。
誕生 | (1960-03-23) 1960年3月23日(60歳) 日本東京都中野 |
職業 | 小説家詩人 |
言語 | 日本語・ドイツ語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 博士(文学) |
最終学歴 | チューリヒ大学大学院博士課程修了 |
活動期間 | 1991年 - |
ジャンル | 小説詩 |
代表作 | 『犬婿入り』(1993年)『容疑者の夜行列車』(2002年)『雪の練習生 |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞(1991年)芥川龍之介賞(1993年)シャミッソー賞(1 |
デビュー作 | 『かかとを失くして』(1991年) |