言葉と歩く日記
多和田葉子
熊の前足と人の手、ドイツ語では表わす単語が違う。では人の言葉で語る熊は、自分の手を何と表すのだろうー。日独二カ国語で書くエクソフォニー作家が「自分の観察日記」をつけた。各地を旅する日常は、まさに言葉と歩く日々。言葉と出逢い遊び、言葉を考え生みだす、そこにふと見える世界とは?作家の思考を「体感」させる一冊。
誕生 | (1960-03-23) 1960年3月23日(60歳) 日本東京都中野 |
職業 | 小説家詩人 |
言語 | 日本語・ドイツ語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 博士(文学) |
最終学歴 | チューリヒ大学大学院博士課程修了 |
活動期間 | 1991年 - |
ジャンル | 小説詩 |
代表作 | 『犬婿入り』(1993年)『容疑者の夜行列車』(2002年)『雪の練習生 |
主な受賞歴 | 群像新人文学賞(1991年)芥川龍之介賞(1993年)シャミッソー賞(1 |
デビュー作 | 『かかとを失くして』(1991年) |