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再婚生活 私のうつ闘病日記

山本 文緒

「ほんの少しの起きている時間で、パン一枚だけ食べて、書かなくちゃならない原稿だけ死ぬ思いで書いて、猫の世話だけは何とかやって、あとはとにかく臥せっているしかありませんでした」望んだ再婚生活なのに、心と身体がついてゆかない。数回の入院生活と自宅療養、うつ病をわずらった作家が全快するまでの全記録。克明な日記の、2年2ヶ月の空白期。書けない時期に何があったのかー。文庫化にあたり60枚を加え、重症期の闘病を明かす。

山本 文緒

山本 文緒(やまもと ふみお、1962年11月13日 - 、女性)は、日本の小説家。神奈川県横浜市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。 == 経歴 == 大学時代は落語研究会に所属していた。卒業後、OL生活を経て1987年に『プレミアム・プールの日々』でコバルト・ノベル大賞の佳作を受賞し、少女小説家としてデビュー。その後の1992年、『パイナップルの彼方』を皮切りに一般の小説へと方向性をシフトした。1999年、『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年には『プラナリア』で第124回直木賞を受賞。
誕生(1962-11-13) 1962年11月13日(57歳) 神奈川県横浜
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴神奈川大学経済学部卒業
ジャンル少女小説
代表作『恋愛中毒』(1999年)『プラナリア』(2001年)
デビュー作『プレミアム・プールの日々』(1987年)