鎮南関をめざして
伊藤桂一
ニューギニアからの撤退、アッツ島玉砕、インド・インパール作戦の凄惨な敗退。戦況がきわめて劣勢のもと、昭和二十年三月に発動された北部仏印への進駐作戦ー平和進駐から五年後、フランス軍のベトンの要塞を相手にした日本の戦史上異様とも思える緊迫した戦い。死傷者が相つぐ攻略戦の全容を捉えた感動の戦記。
誕生 | 1917年8月23日 日本・三重県三重郡神前村(現四日市市) |
死没 | (2016-10-29) 2016年10月29日(99歳没) |
職業 | 小説家、詩人 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 旧制世田谷中学 |
活動期間 | 1948年 - 2016年 |
ジャンル | 戦場小説、時代小説、身辺小説 |
代表作 | 『螢の河』(1962年)『静かなノモンハン』(1983年) |
主な受賞歴 | 千葉亀雄賞(1952年)直木賞(1962年)芸術選奨文部大臣賞、吉川英治 |
デビュー作 | 『晩青』(1949年) |