新編伊藤桂一詩集
伊藤桂一
現代詩の山脈、日本列島を貫く、詩風や傾向の異なる詩人たち。初期詩集から最新作まで網羅。エッセイ・年譜・解説付。伊藤桂一という“兵隊”の目は、観念の空虚さや虚偽性を徹底して嫌う“庶民”の目にほかならない。彼の“竹の思想”は庶民の生命体を母胎にして、彼の人生観・死生観・自然観・社会観、または宗教観とさえ言ってもよさそうな領域にまで及び、それらをすがすがしいばかりに“竹”に形象化している。
誕生 | 1917年8月23日 日本・三重県三重郡神前村(現四日市市) |
死没 | (2016-10-29) 2016年10月29日(99歳没) |
職業 | 小説家、詩人 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 旧制世田谷中学 |
活動期間 | 1948年 - 2016年 |
ジャンル | 戦場小説、時代小説、身辺小説 |
代表作 | 『螢の河』(1962年)『静かなノモンハン』(1983年) |
主な受賞歴 | 千葉亀雄賞(1952年)直木賞(1962年)芸術選奨文部大臣賞、吉川英治 |
デビュー作 | 『晩青』(1949年) |