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悲嘆の門(上)

宮部 みゆき

インターネット上に溢れる情報の中で、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視し、調査するサイバー・パトロール会社「クマー」。大学一年生の三島孝太郎は、先輩の真岐に誘われ、五カ月前からアルバイトを始めたが、ある日、全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入るよう命じられる。その矢先、同僚の大学生が行方不明になり…。“言葉”と“物語”の根源を問う、圧倒的大作長編。

宮部 みゆき

宮部 みゆき(みやべ みゆき、1960年12月23日 -)は、日本の小説家。東京都江東区生まれ。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。雑誌幻影城ファンクラブ「怪の会」元会員。 OL、法律事務所、東京ガス集金課勤務の後、小説家になる。1987年、「我らが隣人の犯罪」でデビューする。以後、『龍は眠る』(日本推理作家協会賞受賞)『火車』(山本周五郎賞受賞)『理由』(直木賞受賞)『模倣犯』(毎日出版文化賞特別賞受賞)などのミステリー小説や、『本所深川ふしぎ草紙』(吉川英治文学新人賞受賞)『ぼんくら』などの時代小説で人気作家となる。
誕生(1960-12-23) 1960年12月23日(59歳) 日本 東京都
職業推理作家・小説家
国籍日本
活動期間1987年 -
ジャンル推理小説・時代小説・ファンタジー
代表作『龍は眠る』(1991年)『火車』(1992年)『理由』(1998年)『
主な受賞歴オール讀物推理小説新人賞(1987年)日本推理サスペンス大賞(1989年
デビュー作「我らが隣人の犯罪」(1987年)
公式サイトhttp://www.osawa-office.co.jp/write/