流人道中記(下)
浅田 次郎
「武士が命を懸くるは、戦場ばかりぞ」流人・青山玄蕃と押送人・石川乙次郎は、奥州街道の終点、三厩を目指し歩みを進める。道中行き会うは、父の敵を探し旅する侍、無実の罪を被る少年、病を得て、故郷の水が飲みたいと願う女…。旅路の果てで明らかになる、玄蕃の抱えた罪の真実。武士の鑑である男がなぜ、恥を晒して生きる道を選んだのか。
誕生 | 岩戸 康次郎(いわと こうじろう) (1951-12-13) 1951年 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1991年 - |
ジャンル | 時代小説・大衆小説 |
代表作 | 『蒼穹の昴』(1996年)『鉄道員(ぽっぽや)』(1997年)『壬生義士 |
主な受賞歴 | 吉川英治文学新人賞(1995年)日本冒険小説協会大賞特別賞(1997年) |
デビュー作 | 『とられてたまるか!』 |