天切り松闇がたり(第1巻)
浅田次郎
夜更けの留置場に現れた、その不思議な老人は六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音「闇がたり」で、遙かな昔を物語り始めたー。時は大正ロマン華やかなりし頃、帝都に名を馳せた義賊「目細の安吉」一家。盗られて困らぬ天下のお宝だけを狙い、貧しい人々には救いの手をさしのべる。義理と人情に命を賭けた、粋でいなせな怪盗たちの胸のすく大活躍を描く傑作悪漢小説シリーズ第一弾。
誕生 | 岩戸 康次郎(いわと こうじろう) (1951-12-13) 1951年 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1991年 - |
ジャンル | 時代小説・大衆小説 |
代表作 | 『蒼穹の昴』(1996年)『鉄道員(ぽっぽや)』(1997年)『壬生義士 |
主な受賞歴 | 吉川英治文学新人賞(1995年)日本冒険小説協会大賞特別賞(1997年) |
デビュー作 | 『とられてたまるか!』 |