宙の家
大島 真寿美
女子高に通う雛子の家は、マンションの11階にある4LDK。どうにかこうにか宙空を、地球と一緒にぐるぐる回っている。暇さえあれば寝てしまう雛子、歳の割にしっかりした小学生の弟・真人、時々ヒステリックな母の圭以子。同居する祖母の萩乃が「運針の病」にかかってしまったことで、ぎりぎり保たれていた均衡がゆらぎ出した…。不安定な心のうつろいと喪失に、まっすぐにむきあう姉弟の物語。
誕生 | (1962-09-19) 1962年9月19日(58歳) 愛知県名古屋市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 南山短期大学人間関係科 |
活動期間 | 1992年 - 現在 |
主な受賞歴 | 第74回文學界新人賞第161回直木三十五賞 |
デビュー作 | 『宙の家』 |