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蒲公英草紙

恩田陸

青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知するちから…、不思議な能力を持つという常野一族。槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。今を懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。

恩田陸

恩田 陸(おんだ りく、本名:熊谷 奈苗(くまがい ななえ)、1964年10月25日 -)は、日本の小説家。女性。青森県青森市生まれ、宮城県仙台市出身。 == 来歴 == 恩田は1964年(昭和39年)10月25日、青森県青森市で生まれ、1966年(昭和41年)ごろに愛知県名古屋市に移住。その後の幼児期を長野県松本市で過ごした。1972年(昭和47年)に富山県富山市に移り、小学2年から5年まで富山市立五番町小学校(現中央小)に通った。1976年(昭和51年)に秋田県秋田市に移り、小学5年の終わりから卒業まで秋田市立旭北小学校に通った。1977年(昭和52年)に仙台市に移り、仙台市立五橋中学校入学時から2年間通った。
誕生熊谷 奈苗(くまがい ななえ) (1964-10-25) 1964年10
職業小説家
言語日本
国籍日本
最終学歴早稲田大学教育学部
活動期間1992年 -
ジャンル推理小説・ファンタジー
代表作『夜のピクニック』(2004年)『ユージニア』(2005年)『蜜蜂と遠雷
主な受賞歴吉川英治文学新人賞(2004年)本屋大賞(2005年)日本推理作家協会賞
デビュー作『六番目の小夜子』(1992年)