散り椿
葉室 麟
かつて一刀流道場の四天王と謳われた勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え藩を追われた。18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当たりにしたのは、藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立と藩内に隠された秘密だった。散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるものーたとえこの世を去ろうとも、ひとの想いは深く生き続ける。秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた感動長編!
誕生 | (1951-01-25) 1951年1月25日福岡県北九州市小倉 |
死没 | (2017-12-23) 2017年12月23日(66歳没) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻卒業 |
活動期間 | 2005年 - 2017年 |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 『蜩ノ記』 |
主な受賞歴 | 歴史文学賞(2005年)松本清張賞(2007年)直木三十五賞(2012年 |
デビュー作 | 『乾山晩愁』(2005年) |