くちぬい
坂東眞砂子
夫の定年退職を機に、東京から高知の山奥の白縫集落に移り住んだ夫婦。美術教師だった夫の竣亮は趣味の陶芸に専念したい、妻の麻由子は放射能汚染の不安のある東京から逃れたいと思っていた。老人ばかりの村で、若くみられた二人は歓迎されるが、「くちぬいさま」と呼ばれる神を祀る神社に続く道の上に竣亮が陶芸の窯を作ったことから、村人達との関係に亀裂が生じ、陰湿な苛めが始まるー。
誕生 | 1958年3月30日 |
死没 | (2014-01-27) 2014年1月27日(55歳没) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 奈良女子大学家政学部住居学科卒業 |
ジャンル | ホラー |
主な受賞歴 | 直木三十五賞(1996年) |