恋情の果て
北原亞以子
江戸に駆け落ちしてきた男と女。掏摸にあい、公事師に騙されたあげく、妓楼の女主人に買われた三次。「おらも、あとから逃げる」という言葉を信じて彼を待ち続けたおとせ。十年後、三次と再会したものの、料理屋の主人となったおとせの心はなぜか揺れる…。(「恋情の果て」より)身悶えするほどの恋着、嫉妬、見栄、欲望ー熱く静かに心震わせる女たちを描く時代小説短編集。
誕生 | 高野 美枝(たかの よしえ) (1938-01-20) 1938年1月2 |
死没 | (2013-03-12) 2013年3月12日(75歳没) 日本・東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 千葉県立千葉第二高等学校 |
活動期間 | 1969年 - 2013年 |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 「慶次郎縁側日記」シリーズ「深川澪通り木戸番小屋」シリーズ |
主な受賞歴 | 第1回新潮新人賞、小説現代新人賞佳作(1969年)第17回泉鏡花文学賞( |
デビュー作 | 「ママは知らなかったのよ」 |