春遠からじ
北原 亞以子
北条氏政の下総国関宿侵攻から八年。悪夢のような焼き討ちを生き延びた、塩商人蔵次の娘・あぐりに、婿取りの話が持ち上がっていた。相手は、父の店を手伝っている仲助。だが父たちの意をよそに、あぐりは、兄のように慕う伍平太に一途な想いを秘めていた。直後、関宿に再び北条氏との戦が忍び寄る。侍となって戦う決意をする伍平太に、あぐりは自らの想いを伝えるが…。戦国の世を力強く生きる女性たちを描いた傑作長篇。
誕生 | 高野 美枝(たかの よしえ) (1938-01-20) 1938年1月2 |
死没 | (2013-03-12) 2013年3月12日(75歳没) 日本・東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 千葉県立千葉第二高等学校 |
活動期間 | 1969年 - 2013年 |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 「慶次郎縁側日記」シリーズ「深川澪通り木戸番小屋」シリーズ |
主な受賞歴 | 第1回新潮新人賞、小説現代新人賞佳作(1969年)第17回泉鏡花文学賞( |
デビュー作 | 「ママは知らなかったのよ」 |