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白い巨塔(第1巻)

山崎豊子

国立大学の医学部第一外科助教授・財前五郎。食道噴門癌の手術を得意とし、マスコミでも脚光を浴びている彼は、当然、次期教授に納まるものと自他ともに認めていた。しかし、現教授の東は、財前の傲慢な性格を嫌い、他大学からの移入を画策。産婦人科医院を営み医師会の役員でもある岳父の財力とOB会の後押しを受けた財前は、あらゆる術策をもって熾烈な教授選に勝ち抜こうとする。
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山崎豊子

山崎 豊子(やまさき とよこ、1924年(大正13年)1月2日 - 2013年(平成25年)9月29日)は、日本の小説家。本名、杉本 豊子(すぎもと とよこ)。 == 経歴 == === 生い立ち  === 大阪府大阪市南区(現:中央区)船場出身。実家は老舗昆布屋の小倉屋山本。1936年(昭和11年)、旧制大阪市芦池尋常小学校(現:大阪市立南小学校)卒業。1941年(昭和16年)、旧制相愛高等女学校(現:相愛中学校・高等学校)卒業。1944年(昭和19年)、旧制京都女子専門学校(現:京都女子大学)国文学科卒業。 === 作家デビュー  === 毎日新聞社に入社した。
誕生杉本 豊子 (1924-01-02) 1924年1月2日 大日本帝国・大
死没(2013-09-29) 2013年9月29日(89歳没) 日本・大阪府
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴旧制京都女子専門学校
活動期間1957年 - 2013年
代表作『花のれん』(1958年)『白い巨塔』(1965年-1969年)『華麗な
主な受賞歴第39回直木三十五賞(1958年)大阪府芸術賞(1959年)第2回婦人公
デビュー作『暖簾』
配偶者杉本亀久雄(画家、1961-1992、死別)