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我らがパラダイス

林 真理子

入居時8600万円!介護付き高級マンションに勤める三人の女性たち。受付係の邦子はぼけが始まった父を、看護師の朝子は寝たきりになった母を、ダイニング係のさつきは父の死後、急激に老いはじめた母を抱え困窮していた。次第に追い詰められていく三人は、ついにその格差に敢然と立ち向かうー。富める者しか安らかな老後は過ごせないのか!?現代を映すリアルでブラックな介護コメディ。

林 真理子

林 真理子(はやし まりこ、1954年4月1日 - )は、日本の小説家、エッセイストである。有限会社林真理子企画事務所代表取締役。日本文藝家協会理事長。 == 人物 == 山梨県山梨市出身。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。 コピーライターとして活動の後、1982年(昭和57年)に出版したエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、処女作にしてベストセラーとなった。さらに1986年(昭和61年)には、『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞し、小説家としての地位を確立した。林の功績は、 1980年代以降において、「ねたみ・そねみ・しっとを解放」したことであるとも評される。
誕生(1954-04-01) 1954年4月1日(66歳) 日本・山梨県山梨
職業小説家・エッセイスト
言語日本語
国籍日本
教育学士(芸術)
最終学歴日本大学藝術学部文芸学科
活動期間1982年
ジャンル小説・随筆
代表作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年)『最終便に間に合えば』(
主な受賞歴直木三十五賞(1986年)柴田錬三郎賞(1995年)吉川英治文学賞(19
デビュー作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年)
配偶者あり
子供長女