魔都
久生十蘭
『日比谷公園の鶴の噴水が歌を唄うということですが一体それは真実でしょうか』-昭和九年の大晦日、銀座のバーで交わされた奇妙な噂話が端緒となって、帝都・東京を震撼せしめる一大事件の幕が開く。絢爛と狂騒に彩られた帝都の三十時間を闊達自在な筆致で活写した、小説の魔術師・久生十蘭の長篇探偵小説。初出誌“新青年”の連載を書籍化、新たに校訂を施して贈る決定版。
誕生 | 1902年4月6日北海道函館区 |
死没 | (1957-10-06) 1957年10月6日(55歳没)神奈川県鎌倉市 |
墓地 | 材木座霊園聖公会廟(鎌倉市) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | パリ市立技芸学校卒業 |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 直木賞(1952年) |
デビュー作 | 『蠶』(1926年) |