生きてゆく力
宮尾登美子
貧しい家の少女たちを妓楼に斡旋することを生業としていた父への怨みと憤り。姉妹のように育った「仕込みっ子」たちの、芸妓、娼妓となってからの哀しい末路。幼子を抱え結核を患いながらも、農家の嫁として家事をこなした日々。満州で夜空の満月を仰いでは想いを馳せた、故郷の豊かな川。創作の原動力となった心に突き刺さる思い出を、万感の想いを込めて綴った自伝的エッセイ。
誕生 | (1926-04-13) 1926年4月13日 日本・高知県高知市 |
死没 | (2014-12-30) 2014年12月30日(88歳没) |
職業 | 作家 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『櫂』(1972年) 『岩伍覚え書』(1977年) 『一絃の琴』(197 |
主な受賞歴 | 女流新人賞(前田とみ子名義)(1962年) 太宰治賞(1973年)女流文 |
デビュー作 | 『連』(1962年,前田とみ子名義) |