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はやぶさ新八御用旅(六) 紅花染め秘帳

平岩 弓枝

山形の物産を商っている松倉屋の主人と番頭が急用が出来たといって旅立ち、その別宅で見知らぬ男女の死体が発見された。同時に、大金を産む特産物に関する秘密の書きものを盗んで山形から逃亡した女を探してほしいという話が新八郎にもたらされる。真新しい霜の道を踏みしめて新八郎は北へ旅立っていく!

平岩 弓枝

平岩 弓枝(ひらいわ ゆみえ、1932年3月15日 - )は、日本の小説家、脚本家。長谷川伸門下。『鏨師』で直木賞を受賞後、女の生き方を描いた国際色豊かな家庭物や恋愛物、推理物で人気を集め、他方でテレビドラマの脚本家として多くのヒット作を生み出した。その後時代小説に専念。永く活躍している。代表作に『御宿かわせみ』シリーズ、『はやぶさ新八御用帳』シリーズなどがある。文化功労者、文化勲章受章。 == 人物 == === 生い立ち === 東京・代々木にある代々木八幡宮の一人娘として生まれた。
誕生(1932-03-15) 1932年3月15日(88歳) 日本・東京府東
職業小説家脚本家
国籍日本
ジャンル時代小説、現代小説、推理小説
代表作小説『鏨師』(1959年)『女の顔』(1969~70年)『御宿かわせみ』
主な受賞歴直木三十五賞(1959年)NHK放送文化賞(1979年)吉川英治文学賞(