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世紀の発見

磯崎憲一郎

幼少の頃に川の対岸に観た“黒くて巨大な機関車”、公民館の池に泳いでいた“マグロのような大きさの鯉”、そしてある日を境に消えてしまった友人A-「意味付けなどいっさい拒否するただそれが起こったままにしか語れない不思議な出来事」を経験した私はやがて、ナイジェリアに赴任することになるのだが…。小説に内在する無限の可能性を示した傑作。

磯崎憲一郎

誕生磯﨑 憲一郎 (1965-02-28) 1965年2月28日(55歳)
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴早稲田大学商学部卒業
活動期間2007年-
代表作『終の住処』(2009年)『赤の他人の瓜二つ』(2011年)『日本蒙昧前
主な受賞歴文藝賞(2007年)芥川龍之介賞(2009年)ドゥマゴ文学賞(2011年
デビュー作『肝心の子供』(2007年)