cover

終の住処

磯崎憲一郎

結婚すれば世の中のすべてが違って見えるかといえば、やはりそんなことはなかったのだー。互いに二十代の長く続いた恋愛に敗れたあとで付き合いはじめ、三十を過ぎて結婚した男女。不安定で茫漠とした新婚生活を経て、あるときを境に十一年、妻は口を利かないままになる。遠く隔たったままの二人に歳月は容赦なく押し寄せた…。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。

磯崎憲一郎

誕生磯﨑 憲一郎 (1965-02-28) 1965年2月28日(55歳)
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴早稲田大学商学部卒業
活動期間2007年-
代表作『終の住処』(2009年)『赤の他人の瓜二つ』(2011年)『日本蒙昧前
主な受賞歴文藝賞(2007年)芥川龍之介賞(2009年)ドゥマゴ文学賞(2011年
デビュー作『肝心の子供』(2007年)