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掌篇歳時記 秋冬

西村 賢太/重松 清

六世紀ごろに大陸から伝わり、改暦を重ねながら明治の初めまで用いられてきた旧暦。そこには春夏秋冬の四季に留まらない、さらにこまやかな季節が織り込まれている。大暑や立秋、大寒といった気候の節目を表す二十四節気と、「地始凍」「熊蟄穴」など、動植物や空模様がそのまま季節の呼び名に採り入れられている七十二候。十二人の作家の想像力で、「二十四節気七十二候」が現代の物語に生まれ変わった。

西村 賢太/重松 清

西村 賢太(にしむら けんた、1967年7月12日 - )は、日本の小説家。私小説の書き手として知られる。 ワタナベエンターテインメント所属。 == 略歴 == 幼少期 東京都江戸川区春江町出身。祖父の代から続く運送業者の家庭に生まれる。実家は下請け仕事が中心で、トラック3台、従業員は最盛期でも4人の零細企業だった。父は外車マニアで、数年ごとにジャガーやカマロやクーガーなどを買い換えていたが、1978年秋に強盗強姦事件を起こして逮捕され、刑務所に収監される。このため両親が離婚し、3歳上の姉と共に母子家庭で育つ。
誕生(1967-07-12) 1967年7月12日(53歳) 日本・東京都江
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴中卒
活動期間2004年 -
ジャンル私小説・随筆
代表作『暗渠の宿』(2006年)『苦役列車』(2010年)
主な受賞歴野間文芸新人賞(2007年)芥川龍之介賞(2011年)
デビュー作『けがれなき酒のへど』(2004年)