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明日への一歩

津村 節子

夫・吉村昭の手紙から蘇る、作家同士の夫婦の歩みー文学を志した若き日々、愛おしい故郷、懐かしき師と友…。遙かなる歳月を心に抱き、あらたな一歩を踏みしめる人生の旅路。感動の41篇。

津村 節子

津村 節子(つむら せつこ、1928年(昭和3年)6月5日 - )は、日本の小説家。本名は吉村 節子(旧姓北原)。 福井市生まれ。1965年「玩具」で芥川賞、1990年『流星雨』で女流文学賞、1998年『智恵子飛ぶ』で芸術選奨文部大臣賞、2003年「長年にわたる作家としての業績」で恩賜賞・日本芸術院賞受賞。同年日本芸術院会員となる。2011年「異郷」で川端康成文学賞受賞。ふるさと五部作に『炎の舞い』、『遅咲きの梅』、『白百合の崖』、『花がたみ』、『絹扇』がある。夫は小説家の吉村昭。