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和三郎江戸修行 開眼

高橋 三千綱

浜松城下で坂本竜馬と別れ、岡和三郎は幕末の東海道を一路、江戸に向かっていた。越前野山藩から命じられた脱藩密行の上での剣術修行。宇津谷峠の雨宿りで横井小楠と出くわし、酒を呑んではからみ半分のご高説をうかがいながらの道中となってしまう。若き剣客の心を時にはあたため、時には奮い立たせる出会いはさらに彼を成長させていくのだった。傑作青春時代シリーズますます熱い第二弾。

高橋 三千綱

高橋 三千綱(たかはし みちつな、1948年1月5日 - )は、大阪府豊中市出身の作家。 == 略歴 == 作家である高野三郎の長男として生まれる。3歳の時東京都に転居。8歳の時、父親がいわゆる「保証被り」により莫大な借金を背負い、比較的豊かな暮らしぶりが一変、半年から1年程で各地を転居することとなる。 小学校時代、テレビや映画に子役として出演。のちにNHK児童劇団に入り、多数のラジオドラマに声優として出演。中学時代は剣道に打ち込む。東京都立神代高等学校在学時は各地を旅をする。
誕生(1948-01-05) 1948年1月5日(72歳) 日本 大阪府豊中
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴早稲田大学第一文学部
代表作『退屈しのぎ』(1975年)『九月の空』(1978年)『さすらいの甲子園
主な受賞歴群像新人文学賞(1975年)芥川龍之介賞(1979年)
デビュー作『シスコで語ろう』(1971年)
活動期間1971年 -
親族父:高野三郎