私家版 聊齋志異
森 敦
中国清代、巷で口承される怪異譚を蒲松齢が書き綴った、怪奇短編集の白眉とされる『聊齋志異』。森敦がこの500余話から選び抜いた19話を、私家版で翻案した。妖術、呪い、幽霊など摩訶不思議な事象に加え、酒好き、大食らい、ひょうきん者、母と暮らす嫁の来てのない男らが登場し、現代にも通ずる親しみ、可笑しみも溢れている。
誕生 | 1912年1月22日 日本・長崎県長崎市銀屋町 |
死没 | (1989-07-29) 1989年7月29日(77歳没) 日本・東京都 |
墓地 | 光照寺 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 第一高等学校中退 |
活動期間 | 1934年 - 1989年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『月山』(1973年)『鳥海山』(1974年)『意味の変容』(1984年 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1974年)野間文芸賞(1987年) |
デビュー作 | 『酩酊船』(1934年) |