月山・鳥海山
森 敦
古来、死者の行く「あの世の山」とされた月山。「わたし」は、「この世」と隔絶されたような、雪深い山間の破れ寺でひと冬を過ごす。そこには、現世とも幽界ともさだかならぬ村人たちの不思議な世界が広がっていた。年を経るごとに名作との呼び声が高まる芥川賞受賞の表題作ほか、「天沼」「光陰」など6篇を収録。
誕生 | 1912年1月22日 日本・長崎県長崎市銀屋町 |
死没 | (1989-07-29) 1989年7月29日(77歳没) 日本・東京都 |
墓地 | 光照寺 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 第一高等学校中退 |
活動期間 | 1934年 - 1989年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『月山』(1973年)『鳥海山』(1974年)『意味の変容』(1984年 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1974年)野間文芸賞(1987年) |
デビュー作 | 『酩酊船』(1934年) |