石川淳随筆集(907)
石川 淳/澁澤 龍彦
「この集で、私は石川淳さんのダンディズム、つまり精神のおしゃれを存分に示したいと思った」-。本を読むことは美容術の秘薬と看破する「面貌について」、伝法な文体が読者を引き込む「金銭談」、絵画に渦巻くエネルギーを顕現させた「石涛」、そして永井荷風への苛烈な哀悼文「敗荷落日」ほか、単行本未収録作品を含む二〇篇。和漢洋、古今聖俗を自由に往還する珠玉の随想を石川淳を「偏愛」した澁澤龍彦が精選。
誕生 | 1899年3月7日 日本・東京市浅草区(現・東京都台東区) |
死没 | (1987-12-29) 1987年12月29日(88歳没) 日本・東京 |
墓地 | 上川霊園 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 慶應義塾大学予科、東京外国語大学 |
活動期間 | 1935年 - 1987年 |
ジャンル | 小説 |
文学活動 | 無頼派(新戯作派) |
代表作 | 『普賢』(1936年)『焼跡のイエス』(1946年)『紫苑物語』(195 |
主な受賞歴 | 芥川賞(1937年)芸術選奨(1957年)日本芸術院賞(1961年)読売 |
デビュー作 | 『佳人』(1935年) |