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オートフィクション

金原ひとみ

22歳の女性作家・リンが新たに執筆を依頼されたのは自伝的創作=オートフィクションだったー。なにものによっても埋めることのできない、深い孤独を抱えた彼女が語り始めた「オートフィクション」は抹殺したはずの過去を描き出す。切り取られたいくつかの季節と記憶。通り過ぎる男たち。虚実が錯綜し破綻した世界の中で、彼女が見いだしたものとは。著者渾身の傑作長編。

金原ひとみ

金原ひとみ(かねはら ひとみ、1983年8月8日 - )は、日本の小説家。 == 経歴 == 東京都出身。 父は児童文学研究家・翻訳家・法政大学社会学部教授の金原瑞人。 文化学院高等課程中退。小学校4年生のとき不登校になり、中学、高校にはほとんど通っていない。小学6年のとき、父親の留学に伴い、1年間サンフランシスコに暮らす。 小説を書き始めたのは12歳の時。15歳のころリストカットを繰り返す。
誕生(1983-08-08) 1983年8月8日(37歳)東京都
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴文化学院高等課程中退
活動期間2003年 -
ジャンル小説
代表作『蛇にピアス』(2003年)『トリップ・トラップ』(2009年)
主な受賞歴すばる文学賞(2003年)芥川龍之介賞(2004年)織田作之助賞(201
デビュー作『蛇にピアス』(2003年)
配偶者あり
子供娘2人
親族金原瑞人(父)