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そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。 その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。 血の繋がらない親の間をリレーされながらも、 出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき——。 大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。 解説・上白石萌音 ※この電子書籍は2018年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

瀬尾まいこ

瀬尾 まいこ(せお まいこ、1974年1月16日 - )は、日本の小説家。 == 経歴・人物 == 大阪府大阪市生まれ。奈良県奈良市在住。大谷女子大学文学部国文学科を卒業する。中学校国語講師を9年務めた後、2004年に教員採用試験に合格。2005年から2011年に退職するまでは中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行なっていた。本名は瀬尾麻衣子。自身の中学校勤務をもとにしたエッセイも執筆している。
誕生(1974-01-16) 1974年1月16日(46歳) 日本・大阪府大
職業小説家
言語日本語
最終学歴大谷女子大学文学部国文学科卒業
活動期間2002年 -
ジャンル小説
主な受賞歴本屋大賞(2019年)
デビュー作『卵の緒』