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マジカルグランマ

柚木麻子

女優になったが結婚してすぐに引退し、主婦となった正子。夫とは同じ敷地内の別々の場所で暮らし、もう4年ほど口を利いていない。ところが、75歳を目前に再デビューを果たし、「日本のおばあちゃんの顔」となる。しかし、夫の突然の死によって仮面夫婦であることが世間にバレ、一気に国民は正子に背を向ける。さらに夫には2000万の借金があり、家を売ろうにも解体には1000万の費用がかかると判明、様々な事情を抱えた仲間と共に、メルカリで家の不用品を売り、自宅をお化け屋敷のテーマパークにすることを考えつくがー。「理想のおばあちゃん」から脱皮した、したたかに生きる正子の姿を痛快に描き切る極上エンターテインメント!

柚木麻子

柚木 麻子(ゆずき あさこ、本名は非公開、1981年8月2日 - )は、日本の小説家。 == プロフィール == 東京都世田谷区に生まれる。恵泉女学園中学校・高等学校、立教大学文学部フランス文学科卒業。既婚。 大学時代より脚本家を目指してシナリオセンターに通い、ドラマのプロットライターを務めた。卒業後、製菓メーカーへの就職を経て塾講師や契約社員などの職のかたわら小説の賞に応募し、2008年に第88回オール讀物新人賞を受賞した。受賞作「フォーゲットミー、ノットブルー」を含む初の単行本『終点のあの子』が2010年に刊行された。同作は『本の雑誌』上半期エンターテインメントランキングで3位となるなど高評価を得た。
誕生(1981-08-02) 1981年8月2日(39歳) 日本・東京都世田
職業小説家
言語日本語
国籍日本
教育学士(文学)
最終学歴立教大学文学部フランス文学科
活動期間2008年 -
主な受賞歴オール讀物新人賞(2008年)山本周五郎賞(2015年)
デビュー作『終点のあの子』(2010年)
配偶者あり