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終点のあの子

柚木 麻子

プロテスタント系女子高の入学式。内部進学の希代子は、高校から入学した奥沢朱里に声をかけられた。海外暮らしが長い彼女の父は有名なカメラマン。風変わりな彼女が気になって仕方がないが、一緒にお昼を食べる仲になった矢先、希代子にある変化が。繊細な描写が各紙誌で絶賛されたオール讀物新人賞受賞作含む四篇。

柚木 麻子

柚木 麻子(ゆずき あさこ、本名は非公開、1981年8月2日 - )は、日本の小説家。 == プロフィール == 東京都世田谷区に生まれる。恵泉女学園中学校・高等学校、立教大学文学部フランス文学科卒業。既婚。 大学時代より脚本家を目指してシナリオセンターに通い、ドラマのプロットライターを務めた。卒業後、製菓メーカーへの就職を経て塾講師や契約社員などの職のかたわら小説の賞に応募し、2008年に第88回オール讀物新人賞を受賞した。受賞作「フォーゲットミー、ノットブルー」を含む初の単行本『終点のあの子』が2010年に刊行された。同作は『本の雑誌』上半期エンターテインメントランキングで3位となるなど高評価を得た。
誕生(1981-08-02) 1981年8月2日(39歳) 日本・東京都世田
職業小説家
言語日本語
国籍日本
教育学士(文学)
最終学歴立教大学文学部フランス文学科
活動期間2008年 -
主な受賞歴オール讀物新人賞(2008年)山本周五郎賞(2015年)
デビュー作『終点のあの子』(2010年)
配偶者あり