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K・Nの悲劇

高野 和明

若くして成功した夫との新しい生活。だが予期せぬ妊娠に中絶という答を出した時から、夏樹果波の心に異変が起こり始める。自分の中に棲みついた別の女ー精神の病か、それとも死霊の憑依なのか。治療を開始した夫と精神科医の前には想像を絶する事態が待ち受けていた。乱歩賞作家が描く、愛と戦慄の物語。

高野 和明

高野 和明(たかの かずあき、1964年10月26日 -)は、日本の小説家・脚本家。東京都生まれ。ロサンゼルス・シティー・カレッジ映画科中退。日本推理作家協会会員。 == 経歴 == === 生い立ち === 小学二年生のときに『激突!』を見たことをきっかけにハリウッド映画に夢中になる。映画監督を志すようになり、小学六年生のときに8ミリ映画を撮り始める。中学、高校時代は映画研究会に所属。1983年、高校二年生のときに書き始めて大学浪人時代に完成した脚本「幽霊」が第9回城戸賞の最終候補になる。
誕生(1964-10-26) 1964年10月26日(56歳)[1][2]
職業小説家、脚本家
言語日本語
国籍日本
最終学歴ロサンゼルス・シティー・カレッジ映画科中退[1]
活動期間2001年 -
ジャンルミステリー
代表作『ジェノサイド』(2011年)
主な受賞歴江戸川乱歩賞(2001年)山田風太郎賞(2011年)日本推理作家協会賞(
デビュー作『13階段』(2001年)