鼓笛隊の襲来
三崎亜記
赤道上に発生した戦後最大規模の鼓笛隊が、勢力を拡大しながら列島に上陸する。直撃を恐れた住民は次々と避難を開始するが、「わたし」は義母とともに自宅で一夜を過ごすことにした。やがて響き始めたのは、心の奥底まで揺らす悪夢のような行進曲で…(『鼓笛隊の襲来』)。ふと紛れ込んだ不条理が、見慣れたはずの日常を鮮やかに塗り変えていく。著者の奇想が冴えわたる、驚異の傑作短編集。
誕生 | 1970年8月 日本・福岡県 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『となり町戦争』(2004年) |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(2004年) |
デビュー作 | 『となり町戦争』(2004年) |
公式サイト | 三崎亜記の世界 |