奈落で踊れ
月村了衛
一九九八年冬、接待汚職「ノーパンすき焼きスキャンダル」が発覚した大蔵省は大揺れに揺れていた。接待を受けていた八九年入省組は処分を逃れるために、同期で“大蔵省始まって以来の変人”の異名を取る文書課課長補佐の香良洲圭一に協力を要請する。香良洲は元妻で与党・社倫党政治家秘書の花輪理代子から、政財官界の顧客リストの存在を告げられる。リストを探すために、香良洲はフリーライターの神庭絵里に調査を依頼、絵里は暴力団・征心会若頭の薄田に接近するが…。
誕生 | (1963-03-18) 1963年3月18日(57歳) 大阪府大阪市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
教育 | 文学士(早稲田大学) |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部卒業 |
活動期間 | 2010年 - |
ジャンル | ミステリハードボイルド冒険小説時代小説 |
代表作 | 『コルトM1851残月』(2013年)『機龍警察 未亡旅団』(2014年 |
主な受賞歴 | 日本SF大賞(2012年)吉川英治文学新人賞(2013年)大藪春彦賞(2 |
デビュー作 | 『機龍警察』(2010年) |
公式サイト | 月村了衛の月録 |