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ヘンたて

青柳碧人

幹館大学ヘンな建物研究会、通称「ヘンたて」に入会した新入生の中川亜可美。個性豊かな仲間と一緒に新歓合宿で訪れた先は、扉が12枚ある離れを持つ老舗旅館だった。さらに高さ100メートルのエレベーター式マンション、城跡に残された隅櫓脇の謎のスペース、客室に回転ずしが流れるホテルなど、活動と称して見にいく建物は常にいわくつきで…。「へんたて」に隠された謎をゆるやかに解き明かす、新感覚の青春ミステリ。

青柳碧人

青柳 碧人(あおやぎ あいと、1980年8月26日 -)は日本の小説家。千葉県生まれ。東京学芸大学教育学部附属高等学校、早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。 == 経歴 == 2009年7月、千葉市の学習塾にて学習指導、教材開発を担当するかたわら執筆した、数学ミステリ『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し小説家デビュー。デビュー作は中学生に「数学なんか勉強して、一体なんの意味があるの?」と尋ねられて答えに困り、自分なりの答えを見つけようと執筆した。ミステリ作家の北山猛邦は「『浜村渚の計算ノート』シリーズの優れた点は、絶妙なバランスにある」とコメントを寄せている。浜村渚の計算ノートシリーズは累計で60万部を突破している。
誕生(1980-08-26) 1980年8月26日(40歳) 日本・千葉県
職業小説家、漫画原作者
教育学士(教育学)
最終学歴早稲田大学教育学部卒業
活動期間2009年 -
ジャンル推理小説、ライトノベル
代表作浜村渚の計算ノートシリーズ
主な受賞歴講談社Birth(2009年)
デビュー作『浜村渚の計算ノート』(2009年)