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この本を盗む者は

深緑 野分

書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、深雪は残されたメッセージを目にする。“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”本の呪いが発動し、街は物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り元に戻らないと知った深冬は、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れてー。

深緑 野分

深緑 野分(ふかみどり のわき、1983年10月 -)は、日本の小説家、推理作家。 == 経歴・人物 == 神奈川県厚木市生まれ。神奈川県立海老名高等学校卒業。パート書店員だったが、専業作家に転向。日本推理作家協会会員。 2010年、短編「オーブランの少女」で東京創元社主催の第7回ミステリーズ!新人賞(選考委員:桜庭一樹、辻真先、貫井徳郎)で佳作に入選し、作家デビュー(明神しじま「商人の空誓文」が同時入選。受賞は、美輪和音「強欲な羊」)。 2013年、同社より、短編集『オーブランの少女』が刊行され、単行本デビュー。
誕生1983年10月??日 神奈川県厚木市
職業小説家
言語日本語
国籍日本
活動期間2010年 -
ジャンル推理小説
代表作『オーブランの少女』(2013年)
主な受賞歴ミステリーズ!新人賞 佳作(2010年)[1]神奈川文化賞未来賞(201
デビュー作「オーブランの少女」(2010年)
公式サイトtwitter.com/fukamidori6