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早見和真

東京六大学野球。野球が何よりも好きで、一心に打ち込んできた学生たち最後の舞台。甲子園の優勝ピッチャー・星隼人が選んだのは早稲田大学野球部だった。彼が四年生の秋、東大の補欠選手、法政のマネージャー、明治の就活生、ミス立教を目指す女子学生、慶應の野球部員の母親、それぞれの人生が交錯するー。野球に関わる人たちの選択や葛藤、不安などを見事に描いたリアルで切ない青春小説!

早見和真

早見 和真(はやみ かずまさ、1977年7月15日 - )は、日本の小説家。 == 経歴 == 神奈川県横浜市出身。桐蔭学園高等学校の硬式野球部に所属。2年先輩に高橋由伸がいる。國學院大學文学部在学中の20歳の時、あらゆる出版社に飛び込み営業した末、ライターとして雑誌『AERA』の「現代の肖像」や、『Sportiva』『月刊PLAYBOY』『SPA!』などで活動する。 2003年入社予定で全国紙の新聞社への内定が決まっていたが、3年留年した末に退学したため取り消しとなってしまう。自暴自棄に陥るが、旧知の出版社の編集者から小説の執筆を薦められ、2008年、自らの経験を基に書き上げた名門高校野球部の補欠部員を主人公とした『ひゃくはち』にて小説デビューを果たす。『月刊ヤングジャンプ』にて、山本隆之により漫画化もされた。
誕生(1977-07-15) 1977年7月15日(43歳) 神奈川県横浜市
職業小説家
国籍日本
主な受賞歴日本推理作家協会賞(2015)山本周五郎賞(2020)
デビュー作『ひゃくはち』