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盤上に散る

塩田 武士

唯一の家族だった母を亡くした明日香は、遺品から一通の出されなかった手紙を見つける。宛名は「林鋭生様」。それが将棋の真剣師の名だと知り、明日香は林を捜すことに。「新世界の昇り龍」と呼ばれ、ある対局後に、忽然と姿を消したという男と母との関係は。昭和を生きた男女の切なさと強さを描いた傑作。ドラマで林鋭生を演じる石橋蓮司さん×塩田武士さん巻末特別対談を収録!!

塩田 武士

塩田 武士(しおた たけし、1979年4月21日 - )は、日本の小説家。兵庫県尼崎市生まれ。報徳学園高等学校、関西学院大学社会学部卒業。姉は、関西地区を中心に活動する放送タレントの塩田えみ。 == 人物・経歴 == 幼い頃から「人を楽しませたい」という思いが強く、劇団に入ったり、高校時代は漫才コンビも組んでいた。 大学1年の19歳の時に藤原伊織の『テロリストのパラソル』を読み、作家を志して創作活動を開始。新人賞に応募し続けるも12年間は芽が出なかったが、大学卒業後に入社した神戸新聞社での将棋担当記者としての取材経験を活かし、2010年、プロ棋士を目指す無職の男を新聞記者の視点で描いた『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞を受賞。全選考委員が最初の投票でマルをつけ満場一致での受賞となった。
誕生(1979-04-21) 1979年4月21日(41歳) 日本 兵庫県尼
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴関西学院大学社会学部卒業
活動期間2011年 -
代表作『罪の声』
主な受賞歴小説現代長編新人賞(2010年)将棋ペンクラブ大賞(2011年)山田風太
デビュー作『盤上のアルファ』
親族塩田えみ(姉)