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神の守り人(下(帰還編))

上橋菜穂子

南北の対立を抱えるロタ王国。対立する氏族をまとめ改革を進めるために、怖ろしい“力”を秘めたアスラには大きな利用価値があった。異界から流れくる“畏ろしき神”とタルの民の秘密とは?そして王家と“猟犬”たちとの古き盟約とは?自分の“力”を怖れながらも残酷な神へと近づいていくアスラの心と身体を、ついに“猟犬”の罠にはまったバルサは救えるのか?大きな主題に挑むシリーズ第5作。

上橋菜穂子

上橋 菜穂子(うえはし なほこ、1962年7月15日 - )は、東京都生まれの児童文学作家、ファンタジー作家、SF作家、文化人類学者。日本児童文学者協会会員。父は洋画家の上橋薫。 川崎市立井田小学校卒業後、香蘭女学校中学校・高等学校を経て、立教大学文学部史学科卒業、1993年同大学院博士課程(後期課程)単位取得退学。2007年に「ヤマジー : ある「地方のアボリジニ」のエスニック・アイデンティティの明確化と維持について」で立教大学で博士(文学)の学位を取得。女子栄養大学助手、武蔵野女子短期大学(→武蔵野女子大学短期大学部を経て現・武蔵野大学)非常勤講師、川村学園女子大学講師、助教授、同大学児童教育学科教授、2012年10月には、特任教授として教育学部児童教育学科で児童文学を担当している。 == 経歴 == 幼少の頃から父方の祖母から、多くの民話を聞いて成長する。両親は多くの本を読んでくれ、母からは『モモちゃんとプー』、『もじゃもじゃペーター』、父からは『西遊記』、『水滸伝』。
誕生(1962-07-15) 1962年7月15日(58歳)東京都
職業小説家、文化人類学者
国籍日本
教育博士(文学)(立教大学、2007年)
最終学歴立教大学文学部卒業、大学院博士課程(後期課程)単位取得退学
活動期間1989年 -
ジャンル児童文学
代表作『守り人シリーズ』、『獣の奏者シリーズ』
主な受賞歴日本児童文学者協会新人賞(1992年)野間児童文芸新人賞(1996年)産
デビュー作『精霊の木』