きつねのはなし
森見 登美彦
「知り合いから妙なケモノをもらってね」篭の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現われて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は?底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。
誕生 | (1979-01-06) 1979年1月6日(41歳) 日本・奈良県生駒 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 修士(農学・京都大学) |
最終学歴 | 京都大学大学院農学研究科 |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル | ファンタジー・SF |
代表作 | 『太陽の塔』(2003年)『四畳半神話大系』(2005年)『夜は短し歩け |
主な受賞歴 | 日本ファンタジーノベル大賞(2003年)山本周五郎賞(2007年)日本S |
デビュー作 | 『太陽の塔』(2003年) |
公式サイト | この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ |