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有頂天家族

森見登美彦

「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。が、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。世紀の大騒動を、ふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー。

森見登美彦

森見 登美彦(もりみ とみひこ、1979年1月6日 - )は、日本の小説家。 == 経歴 == 奈良県生駒市出身。奈良市在住。ペンネームは本名の姓「森見」に、この地にゆかりの深い登美長髄彦を合わせたもの。奈良女子大学文学部附属中学校・高等学校(現:奈良女子大学附属中等教育学校)卒業。京都大学農学部生物機能科学科応用生命科学コースを卒業、同大学院農学研究科修士課程修了(修士(農学・京都大学))。在学中は体育会のライフル射撃部に所属した。 2003年、在学中に執筆した『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞して、小説家デビュー。
誕生(1979-01-06) 1979年1月6日(41歳) 日本・奈良県生駒
職業小説家
言語日本語
国籍日本
教育修士(農学・京都大学)
最終学歴京都大学大学院農学研究科
活動期間2003年 -
ジャンルファンタジー・SF
代表作『太陽の塔』(2003年)『四畳半神話大系』(2005年)『夜は短し歩け
主な受賞歴日本ファンタジーノベル大賞(2003年)山本周五郎賞(2007年)日本S
デビュー作『太陽の塔』(2003年)
公式サイトこの門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ