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愛しの座敷わらし(下)

荻原浩

座敷わらしの存在に戸惑いつつも、高橋一家は家族の絆を取り戻していく。彼らを目覚めさせたのは、悲しい座敷わらしの言い伝えだった。本当の幸せに気付いた五人は、それぞれに新しい一歩を踏み出してゆく。家族の温かさと強さが心に響く、希望と再生の物語。

荻原浩

荻原 浩(おぎわら ひろし、1956年6月30日 -)は、日本の小説家・推理作家。埼玉県大宮市(現・さいたま市)出身。埼玉県立大宮高等学校、成城大学経済学部卒業。 == 経歴 == 大学在学中は広告研究会に所属。1980年、大学卒業後、広告代理店に入社。1991年、ふたつめの広告代理店を辞めて独立し、フリーのコピーライターとして築地に事務所を構える。39歳のときに小説を書き始める。小説を書き始めた理由について『作家の履歴書』では「広告の文章ってどこまで書いても所詮はひとのもの」であり、「だれにも邪魔されない文章を書いてみたくなった」から、『私がデビューしたころ』では「暇が怖かったから」「毎日の仕事に倦んでいた」からだと答えている。
誕生(1956-06-30) 1956年6月30日(64歳)[1] 日本・埼
職業小説家、推理作家
国籍日本
教育学士(経済学)
最終学歴成城大学経済学部[1]
活動期間1997年 -
ジャンル大衆小説、推理小説
主題家族コメディ
代表作『明日の記憶』(2004年)『愛しの座敷わらし』(2009年)『海の見え
主な受賞歴小説すばる新人賞(1997年)山本周五郎賞(2005年)山田風太郎賞(2
デビュー作『オロロ畑でつかまえて』(2001年)
配偶者あり