寡黙な死骸みだらな弔い
小川洋子(小説家)
息子を亡くした女が洋菓子屋を訪れ、鞄職人は心臓を採寸する。内科医の白衣から秘密がこぼれ落ち、拷問博物館でベンガル虎が息絶えるー時計塔のある街にちりばめられた、密やかで残酷な弔いの儀式。清冽な迷宮を紡ぎ出す、連作短篇集。
誕生 | 本郷 洋子(ほんごう ようこ) (1962-03-30) 1962年3月 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部文芸専修 |
活動期間 | 1988年 - |
ジャンル | 小説・随筆 |
代表作 | 『妊娠カレンダー』(1990年)『薬指の標本』(1994年)『博士の愛し |
主な受賞歴 | 海燕新人文学賞(1988年)芥川龍之介賞(1991年)読売文学賞(200 |
デビュー作 | 「揚羽蝶が壊れる時」(1988年) |