川釣り
井伏鱒二
人も知り釣りの名手井伏鱒二氏は、たんに技術にすぐれ獲物の量を誇るだけの名手ではない。釣竿を手に、伊豆の山、甲州の川へと分け入る氏が、自分の釣り場を思い出しながら書いた随筆や短篇小説を集めたこの1冊は、釣りの世界を語りながら、人生の諸相をあたたかいユーモアにつつんで巧みに描きだしている。
誕生 | いぶし ますじ井伏 滿壽二1898年2月15日 日本・広島県安那郡加茂村 |
死没 | (1993-07-10) 1993年7月10日(95歳没) 日本・東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 早稲田大学仏文科中退 |
活動期間 | 1923年 - 1993年 |
ジャンル | 小説・随筆 |
文学活動 | 新興芸術派 |
代表作 | 『山椒魚』(1929年)『屋根の上のサワン』(1929年)『ジョン万次郎 |
主な受賞歴 | 直木三十五賞(1938年)読売文学賞(1950年・1972年)日本芸術院 |
デビュー作 | 『幽閉』(1923年) |
親族 | 郁太(父)ミヤ(母)民左衛門(祖父)文夫(兄)泉(姉)圭三(弟)節代(妻 |