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展望台のある島

山川方夫/坂上弘

空襲の激しくなった昭和19年、14歳の時に日本画家の父が急逝し、終戦後の混乱の時代に青少年期を過ごした山川方夫。芥川賞と直木賞のふたつの賞の候補になりながら、受賞にいたらぬまま34歳で交通事故のため急逝した山川方夫。没後50年にして、山川方夫のショートショートと純文学作品は新生する。

山川方夫/坂上弘

坂上 弘(さかがみ ひろし、1936年2月13日 - )は、日本の小説家。日本芸術院会員。前日本文藝家協会理事長。 == 来歴・人物 == 東京府東京市赤坂区生まれ。父は三重県四日市市の出身で当時日本銀行に勤務。母は埼玉県入間郡出身。1942年、赤坂区立青南国民学校へ入学。1943年父の転勤により熊本市立白川国民学校に編入学。