文学の淵を渡る
大江 健三郎/古井 由吉
聖なるものと優れた小説がともにもつ、明快にして難解な言葉の有り様を語り、鴎外から中上健次まで百年間の名作小説を、実作者の眼で再検証する。また、外国詩を読み、翻訳する喜びを確認し合う傍らで、自らの表現を更新するたび「+1」を切望する、創作時の想いを明かす。日本文学の最前線を半世紀を超えて走り続けた小説家が、それぞれの晩年性から文学の過去と未来を遠望する対談集。
誕生 | (1937-11-19) 1937年11月19日 日本・東京都 |
死没 | (2020-02-18) 2020年2月18日(82歳没) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 文学修士 |
最終学歴 | 東京大学大学院ドイツ文学研究科修士課程修了 |
活動期間 | 1968年 - 2020年 |
ジャンル | 小説・随筆 |
主題 | 非社会的な場における男女の恋愛生と死、過去と現在、男と女の狭間古典や説話 |
文学活動 | 内向の世代 |
代表作 | 『杳子』(1970年)『栖』(1979年)『槿』(1983年)『仮往生伝 |
主な受賞歴 | 芥川龍之介賞(1971年)日本文学大賞(1980年)谷崎潤一郎賞(198 |
デビュー作 | 『木曜日に』(1968年) |