ヤマネコ・ドーム
津島 佑子
二〇一一年三月一一日、東日本大震災が起きた。余震の続く中、地震の被害は原発の方へも拡がっていく。作家は言葉を失い、そして言葉の力で立ち上がる。戦後の米軍占領期に生まれた混血の孤児たちの人生。隠された暴力と恐怖の記憶。しかし作品は、多くの色彩が交錯し妖しくも美しい…。「世界の終わり」へ向かう現実に引き戻される長篇小説。
誕生 | 津島 里子(つしま さとこ) (1947-03-30) 1947年3月3 |
死没 | (2016-02-18) 2016年2月18日(68歳没) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 白百合女子大学英文科卒業明治大学大学院英文科中退 |
活動期間 | 1971年 - 2016年 |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『葎の母』(1975年)『寵児』(1978年)『水府』(1982年)『夜 |
主な受賞歴 | 田村俊子賞(1976年)泉鏡花文学賞(1977年)女流文学賞(1978年 |
デビュー作 | 『謝肉祭』(1971年) |
子供 | 石原燃 (娘・劇作家) |
親族 | 太宰治(父・小説家)津島雄二(義兄・元厚生大臣)津島淳(甥・衆議院議員) |